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子供を天才を育てる幼児学習のまとめ

親の教育次第で天才を育てることができる??


基本的には子供が自発的に何かに興味を持つようにすることが大切!


巷で天才と言われる人がどんな教育を受けてきたのかをまとめてみました!

 

出典: 女性のお役立ち生活情報サイト 

 


14歳でカナダの5大学に合格 ギフテッド(天才児)大川翔

カナダに住む大川翔君が凄い!


9歳でカナダ政府にギフテッド(天才児)と認定されて以降、12歳で高校に飛び級進学、2014年6月に高校卒業!


14歳でカナダの5つの名門大学に合格!


「座右の銘はジャン・コクトー(フランス詩人)の『青年は決して安全な株を買ってはならない』。


若い時はリスクを恐れずに挑戦しろ!という意味!


どうすれば大川翔くんのような天才が育つのだろうか??


ちなみにギフテッドは英語で書くと【gifted】で神様から与えられた「天賦の才」の意味。


PS:スクール革命で子供をバイリンガルする教育法として注目されているのがイマージョン教育。イマージョンとは『ひたす』の意味でつまり『英語にどっぷり浸すこと』。


英語を使って英語以外の授業を行うのが効果的!


両親の教育法は本の音読みと早寝早起き!


5歳の時、両親の仕事でカナダに移住した翔くん。


最初は全く英語が話せず、苦労したが、英語上達のコツを教えてくれました!


「相手が子供でも大人のように話しかけたり、本を読み聞かせたりすること」。


母親は近所の何人かの小学生に翔くんのベビーシッターを依頼、本を音読してもらったことが上達のキッカケになった!


さらにお母さんは『勉強しろ』とは一切言わず、遅くまで起きていると『早く寝ろ』と怒られていた!

早寝早起き、寝る子は育つ!


本を読むのが早かった(目安は小3で600ページの本を1日で読み終える)!



天才ピアノ少年 奥田弦は家庭内通貨「メジーロ」で英才教育

衝撃速報!アカルイ☆ミライを見ました。


番組で一番関心したのが、スーパーキッズに育てる教育法の中で出演した天才ピアノ少年 奥田弦君(10歳)。


母親の教育で家庭内通貨「メジーロ」を使って早くからお金の仕組みについて教えていたこと。


家でお手伝いすれば難易度により「メジーロ」を獲得できる。


働いた対価としてお金がもらえる仕組みになっている。


だから早くから自立した子供に成長していく。


ちなみに「メジーロ」の報酬が高いのがお母さんの着メロを作曲すること。


「換気扇掃除」も20メジーロと高額でした。


稼いだメジーロは家の中にある駄菓子屋で商品と交換できるシステムなんですね!


ピアノは3歳から!ほとんど独学!


そして3歳からピアノを始めた奥田弦君はCDデビューを果たし、自分の感性で作り上げた独自のジャンルを持ち、今まで作曲した曲は50以上。


ほとんど独学でピアノを学んだというからスゴイ。


さらに天才少年奥田弦君はドイツの哲学者ニーチェにハマっているというからビックリです。


奥田弦君が好きな言葉はニーチェの「好奇心に振り回されない」。


いろんなものに好奇心を持ちすぎると結局中身が空っぽの人間になってしまうという意味。


10歳でほとんどテレビは見ず、ゲームもやらない。


将来の夢は自分で作曲した曲を弾く銀河系一のピアニストになること。


これからの活躍が楽しみですね。


家庭内通貨で経済を学ぶ方法はおもしろいですね。


教育の1つとしてやってみる価値はあります。



天才ピアニスト 牛田智大はNHKワールドで丁寧な日本語を学んだ

スッキリ!を見ていたら、12歳の天才ピアニスト 牛田智大君がなぜ丁寧語なのか?


その秘密は『NHKで日本語を学んだから』。


牛田智大君は幼い頃、父親の仕事の都合で上海に住んでいた。


海外に住んでいると一番お世話になるのが、海外に住む日本人向けに放送している「NHKワールド」。


牛田智大君はいつもNHKを見ていたので、NHKを聞いて日本語を学び、自然と丁寧になったそうです。


12歳とは思えないほどしっかりした言葉遣いでビックリ。


100年に1人の天才ピアニストと言われている牛田智大君はところどころ相手を気遣う素振りを見せるなど、性格がとても良い感じです。


日本でもたくさんNHK番組を見せると丁寧な言葉遣いになればいいのですが。。


何はともあれ子供は元気に成長して欲しいです。


牛くん伝説まとめ

牛田智大君の凄いところをまとめました。

※ショパン国際ピアノコンクールin ASIAで5年連続1位を獲得!

※活字中毒でいつも父が読んでいる日経新聞を盗み読みしている!

※0歳の時、子守唄代わりにショパンの名曲を流すと寝ずに聴き入っていた

※公園に行くと遊んでいる子供たちにおじぎをした

(お客様を意識して挨拶の練習をしていた)


※曲を弾く前に作曲家のこと、その時の歴史等を勉強してイメージするようにしている

ピアノだけでなく、人格も素晴らしいですね。


笑顔を絶やさず、愛嬌がある!


加藤さんから「学校の成績もいいの?」と聞かれると「話せば長くなりますので、」とかわすところも12歳とは思えない。


小学6年生加藤博人 ミニカーで資格70種類以上合格!

なんと小学6年生で大人顔負けの資格合格数!

5歳で英検2級合格!日本最年少記録保持者です!


他にもフランス語、TOEICスコア915などスーパー小学生です!

勉強時間は毎日3時間!


シングルマザーの久美子さんはどうやって天才少年を育てたのか?



ずばり教育法を聞いてみたら、ポイントは3つ。

①大好きなミニカーを与える

頑張って勉強するモチベーションを保つために8年間、子供が大好きなミニカーを与え続けた(8年間!)!

今ではミニカーの総数は3000台以上!


②日常会話は必ず固有名詞を入れて話す

幼少時から固有名詞(例:マックではなく、マクドナルド)を端折らず、きちんと言うことを心掛けると頭の回転が良くなる!


②検定試験は親子で受ける!

子供に勉強を押し付けるのではなく、お母さんも勉強して一緒に資格受検する!

一緒に合格を目指しているのが、凄い!

だから子供も頑張れるんですね!



将来の夢は東京大学入学は当然でアメリカの名門スタンフォード大学に特別扱いで呼ばれるぐらいの存在になりたい!


このままいくと本当に博士になってノーベル賞を受賞するかも!?


加藤親子の英語リスニング勉強法!

5月6日放送『私の何がイケないの?』で前回紹介された英語の天才少年 加藤博人のリスニング勉強法を紹介していました!

母久美子さんが考えた独自のリスニング力アップ方法は『2ヶ国語同時リスニング』。


それって何?と思いますよね??

TOEIC対策の英語リスニング問題と日本語を同時に聴き取るスーパーヒアリング術なんです!

加藤くんによると左耳で英語、右耳で日本語を聞き分けているとのこと。

だから日本語の方も何を話していたか完璧に理解していました!

言葉が違うので全く混乱することはないそうです。。


『空港など、周りでいろんな言語が聞こえる環境の中でもしっかり英語を聴き取る能力をつけるトレーニング』として母親が考えた勉強法。

さすが天才少年!今ではTOIECスコアも940点!

アップル社の創設者 スティーブ・ジョブズを越える自信もある!!

アップル本社に近いスタンフォード大学に行きたいと言っていたが確実に実現しそうな気がします。


将来が楽しみですね!


望月彩萌(6歳)ちゃんは全国最年少で英検2級に合格!

6歳の望月彩萌ちゃんが英検2級に全国最年少で合格!

この記事を見た時、本当にスゴイと思いました。


だって英検2級って高校卒業レベルの英語力と認定されているんですよ。

彩萌ちゃんも凄いけど、やっぱり英語の環境を作り上げた両親はもっと凄いです。


話によるとお父さんが学校で学んだ英語が全く使えなかった経験をもとに彩萌ちゃんにはちゃんと英語を話せるようになって欲しいということで1歳半の頃から英語教材で英語を聞かせることから始めた。


興味を持ってもらうようにアニメキャラクターの音声・映像を使ったわかりやすい教材を選んだので、自然と英語に触れていく。


そして3歳になった頃には英語と日本語の両方を話せるようになってきた。

最初、気を引くためにアニメの映像を選んだことが大正解。


子供が飽きずに英語を勉強できる環境を整えたご両親はやっぱり凄いですね。

その後、グングン英語力をつけていった彩萌ちゃん。

4歳で英検5級、5歳で英検準2級に合格。

幼稚園では国際アカデミーに入学。

日本語よりも英語が話しやすいという彩萌ちゃんは日本に居ながら海外生活を体験している感じですね。


海外留学をしなくても両親のアイデア次第で英語の環境を作れることが実証されました。

将来が楽しみですね。




数学の天才児ができた!(図書案内)

本の仕様  四六判 248ページ 定価1575円(税込み)

 著者  三石由起子著

 発売  1991年4月20日 2刷  

編集者より

数学オリンピックに出場した6人の高校生の母親にインタビューしたものをまとめた本です。数学の先生でも頭をひねるほどの難問を簡単に解いてしまう数学の天才児たちは、いったい、どんな育てられ方をしたのか。興味がありますね。下の目次を見ただけでも、母と子のかかわり方が何となく想像できます。後日談ですが、6人とも現役で東大をはじめ有名大学に合格しています。そして、誰も塾には通っていません。母親の一言は教育評論家の百万言よりも重みがあると感じさせられます。



第1部 英才教育は母親にしかできない

●幼児期の子供を放っておくのは犯罪と同じ

●「特別なことはしなかった」は子供が立派に成長したときに言うセリフ

●元気でやさしい子だったら、引き算ができなくてもいいのか

●子供を放っておく親は子供に挫折感を与える

●子供から未来を奪うな

●わずか十歳の子供が自分の将来をあきらめている

●医者、数学者、音楽家……子供本来の将来は自由天才児のカギは母親にあった!

●なぜ私は数学の天才児たちに興味をもったのか

●脳障害児の父母の努力に学ぶ

●数学オリンピック(IMO)とは何か

●一五〇倍の激戦を勝ち抜いた六人の高校生たち

●大学教授にも解けない超難問

●体力、集中力、精神力……彼らは何にでもなれる

●英才教育は母親にかできない

●才能のある学生を早くから特訓しなければ勝てないのか

●英才教育を敬遠して来た日本の公教育機構


第2部 数学の天才児をつくった母親に訊く

★北上田敦君のお母さまに訊く★

「1歳から積み木で数と文字を教え、二歳からは手づくりノートで算数を、

就学前までに分数をマスターしました」


●一歳のときに外国の音楽家の名前を覚えた!

●おしゃべりしながら散歩をする

●二歳半から手づくり教材で算数を教える

●夫の協力に助けられて

●スイミング、クラブ活動…頭デッカチの子にはさせない

●しつけを厳しくしたのは小学生のときだけ

●子育ては楽しいから一所懸命になった

●子守り唄代わりの「それからの浦島太郎遊び」

●手づくり教材なら子供の顔を見ながらその子のペースで教育できる


★須磨洋祐君のお母さまに訊く★

「ものを訊かれたら、知らないからと終わらせず、”お母さんもしらないけど、何か探しておくね”と言うようにしてきました」


●「万、億、兆」と教えると「その次は?」と訊く子だった

●わからないときは百科辞典を与えた

●家電製品の説明書でも字が書いてあれば何でも興味をもった

●園長先生がつけたアダ名は「博士君」

●父親の会社にいってコンピュータの資料づくりを手伝う

●息子の部屋は本と資料の山

●姑がいない利と不利と

●父親とは仲が良いですね

●赤ちゃんの時から目が覚めていれば話しかけた

●一日二時間テレビを見る子の学力は平均以下


★勝間田智之君のお母様に訊く★

「特別なことは何もしなかったけれど、キッカケを与えたらあとは勝手に一人で覚えてくれた」


●一~二歳から本を読み聞かせしていた

●強制はしなかったが、三歳から簡単な計算はできた

●吸い取り紙のように何でも吸収する子だった

●数学の解法には、”文字力”が要求される

●数学だけでは”数学の天才児”は生まれない


★山内淳生君のお母さまに訊く★

「小学校入学前に四則計算を教える。毎日五~一〇分、勉強する習慣をつけました」


●足し算、引き算は四歳から教える

●幼稚園に入る前に自分の名前は書けた

●一日に五~一〇分、算数の勉強をやらせる

●ここまでやっても「うちは普通です」

●小二で中学受験用問題集「力の5000題」に取り組む

●子供が欲しがったときに本を買ってやればよかった

●うちの子供たちは父親を尊敬している


★河野健一君のお母さまに訊く★

「生後六週目から小学入学まで保育所に預ける。

保母さんが育てたと冗談を言われるほどです」


●生後六週間目から小学校入学まで保育所に預ける

●子供の好きなお手伝いさんを捜しました

●テレビは四年間、なかった

●小学五~六年から数学は父親にバトンタッチ

●絵を描いたり、プラモデル…と手先の器用な子だった

●教育方針は夫と同じだった

●子供は別人格、とわかったらリラックスできた

●保育所と同じことができる母親はめったにいない

●散歩の効用


★伊山修君のお母さまに訊く★

「本屋さんもオモチャ屋さんも少なく、

計算機で遊んでいることが多い子でした」


●一歳のとき「非常口」の「口」を見て「四角」と言った

●本はせがまれるままに何度でも読んでやった

●計算機をオモチャにしていた

●友人関係には気を使った

●小学五年のときに本人が欲しがった本を「π(パイ)の話」

●数学オリンピックの受験には最初は反対だった

●子供にオモチャ屋さんは必要ない

●道内一の実力は幼児教育から生まれた


第3部 「ちょっとした努力」で天才児はできる!

●文系の親には数学の天才児は創れないか?

●理数系の母親と文系の母親の違い

●母親が数学をわかる必要はない

●単なる”先取り学習”なら意味がない

●ちょっとむずかしい話

●「現時点での子供」を肯定する

●父親が受験に参加しなければ合格しない理由

●「子供を育てる」ことが夫婦両性への愛情表現になってきた

●なぜ六人の母親たちは子育てを楽しめたのか

●「孫の世話はしません」

●子育てより亭主と一緒に遊びたい

●子供の才能は学齢前の環境で決まる

●幼児期に放っておかれた子は机にすわっていられない

●世界の偉人はすべて早期教育から生まれた

●人間は焼き物と同じ、子供のときに一生の形ができる

●人間の運命は学齢前の境遇と教育で決まる

●親の「ちょっとした努力」で天才はできる

●親に放っておかれた十歳の子供にはもう道がない

●「ちょっとした努力」で天才はできる!

●親がきっかけをつくれば勝手に子供は成長する

●子供の熱中の火が天才のエネルギーとなる

●子供を数学好きにさせる秘訣

●子供の能力を開花させるには言葉を教えるしかない

●「五分か一〇分」が勉強好きにさせる秘訣

●遺伝ではなく環境がすべて

●六人の高校生のこだわりのない姿勢

●六人の母親たちは子供の質問には必ず答えた

●遺伝は迷信である。環境こそすべて


出典: 蔵書房  


天才児を育てた ヴィッテの教育

ヴィッテが7歳の時、ドイツの「ハンブルゲル・コレスポンデント」という新聞にこう報道されました。


当地に教育上驚くべき事件が起きた!という文句で始まり、

『その少年は決して老人を切って縮めたような少年ではなく、すこぶる健全かつ快活でしかも柔和無邪気である。


その上、こういう少年にありがちな自負心が少しもなく、まるで自分の才能を意識していないようである。

この少年はカールヴィッテといって、ロヒョウの牧師ヴィッテ博士の一人息子である。


精神においても身体においても、このように理想的に発達した少年の教育法はきわめて興味あるものである。』


これは、

1808年メルゼブルヒのある学校で、ヴィッテが授業の内容を見学に行った時、

その授業を行っている教師により試験されてしまった時のことを評した記事です。


その時、ヴィッテはギリシャ語・ラテン語・フランス語・数学などに関して満足な答えをし、

教師や生徒たちを大変驚かせたのでした。




しかし、ヴィッテの父は決して学力だけに偏った人間に育てようとしたわけでもありませんし、まして天才児を育てようとして教育したわけでもありません。


ヴィッテの父の言葉を借りますと、

  『私は息子をただ円満な人に育て上げようと考えた。

  だから、ありったけの知恵を絞って事情の許す限り彼を健全な、活動的な、幸福な青年に育て上げようと努めた。』


ということなのです。

それなのに、このようになったのは、全く意外で、これは子供の能力の偉大さにあるといっています。



 子供の能力は期に遅れず、その出口をつけてやれば、泉のように流れ出ると。

 

子供は自ら学んでいく (^_-)-☆


ソニーの元会長の故井深大さんも著書「胎児」の中で次のように述べておられます。


「大事なのは教育ではない。教育とは教え育てる意ですが、子供はむしろ学んでいくのです。


自分自身で学ぶという気持ちを起こさせる、それが導くということです。


そしてそのためには、お母さんやお父さんも自身がはっきりとした人生観を持って、


子供よりも一歩ずつ先へ自分というものを築いていかねばならない」と。



また、儒家の経典で、冠婚葬祭、官爵、身分、学問などの多岐に及ぶ


『礼』の根本精神についてまとめられた書物『礼記』(らいき)の中の言葉を引用して、


「導いて索せず」でいくのがよいと言っておられます。



これは、子供たちを一生懸命いい方向へ導くけれども、


子供に手綱をつけて、ああしなさい・こうしなさいと引っ張ることはしてはいけないという意味です。



出典: 豊かな未来を築く応援団・ハピネス スクール


『天才エジソンの秘密』母が教えた7つのルール

実際のエジソンの母は一体どんな人で、どんな教育方針だったのだろうか?


 実は私が卒業した名古屋市にある東海高校では昔から有名な話がある。それは地元トヨタの御曹司と呼ばれる人が我々の学校に通っていた時のことだ。


 この生徒が教室にいると担任の教師が彼の靴下に『つぎ』が当たっているのを見つけ質問したそうだ。


 『君の家のような大金持ちがつぎのあたった靴下を履くとは驚きだな。一体誰がそれをぬったんだい?』


 するとその生徒は『これは私の母親が自分で縫いました。』と。質素倹約を旨とする三河の土地柄をよく表した話である。


日産自動車や日立グループなどの親会社日産コンツェルンの創始者、鮎川義介(あゆかわ よしすけ)。


 そのお孫さんで一時女優の杉田かおると結婚してマスコミから騒がれたこともある、ベンチャー企業向け投資などを行う『テクノベンチャー』会長兼社長、鮎川純太さん。


 彼は昔の知り合いで彼がまだボストンのMIT(マサチューセッツ工科大学)に留学しているおり、彼の自宅に泊まりにいって直接聞いた話がある。


 『うちの家はよく財閥なので普通と違うだろうといわれますが、そうでもないんですよ。』と。ただ次の瞬間少し間をおきながらこう語った。


 『ただ普通と違うところが2つだけありましたね。一つは食べ物でも何でも本物しか手にとらないことです。ですからよく祖父(鮎川義介)は一流の料亭やレストランからコックを直接家に呼んで料理を作らせていましたね。』


 『それからもう一つはこと教育のことになると家中非常に熱心でした。特に母親は教育には大変うるさかったですよ。』と。


 つまりエジソンに限らず立派な家の子女教育とは母親の教育次第ということだろう。


 それではエジソンの母親は一体かの天才を育てるのにどんな苦労をしたのだろうか?


 ここにこの謎を解く上でのよい本がある。それがこの幸田ヘンリー著の『天才エジソンの秘密 母が教えた7つのルール』である。


 もともと法律家の著者が集めた資料に基づいて、書いたもので、従来のエジソンに関する著作とは少し趣が異なる。


 確かに天才エジソンが素晴らしいことはいうまでもないことだが、しかしその教育方法、特に母親のとなると、大変興味深いと同時に今後の日本の教育全体に大きな指針になろう。


 この本の良い点として、その要点を7つのポイントにまとめている点である。

 特にその中でも以下の3つのポイントが重要と思われるのでそれぞれにコメントしたい。


 『●ルール1 無条件の愛で包む』は当然だ。しかし学校から排除され家庭に半ば引きこもりがちなエジソンにとって母親は教師であり友達でもある。


 母親の愛はその知的発育にも情操教育の面でももっとも影響がある。『無償の愛』、『無条件の愛』はもっとも重要だろう。


 次に『●ルール3 知的好奇心を育てる』。エジソンの伝記を語る時必ず出てくるのが子供の頃、興味をもったことには必ずナゼナゼと執拗に質問しつづけたというエピソードである、


 この時大事なことは決して答えを誤魔化して答えないことである。例えば『赤ちゃんはどこから来るの?』、『虹はどうして出来るの?』、『雨はどうして降るの?』などである。


 これに対して『コウノトリが運んでくるのよ。』などと相手が子供だからといってバカにした答え方や曖昧な文学的な答え方で誤魔化そうとしないことである。


 例え時間がかかっても辞書を調べるなどして正確に教えることが肝要なのだ。


 私が最も重きを置くのは『●ルール5 失敗は最高のレッスンである』だ。天才の多くは皆失敗からまなんでいる。


 エジソンにとって一番有名な言葉、『天才は99%の汗と1%のインスピレーションからなる』。これもかの電球を発明した時の逸話が本になっている。


 彼は何度も何度も実験を試みるが全くうまくいかない。しかし、一番最後に京都の石清水八幡宮の竹をフィラメントとして使って電球の発明を成功させたのだ。


 かのロシアの小説家、トルストイは、『子どもには、すべての最も大きな可能性がある。』と述べている。一度や二度の失敗でめげることなく、何度も挑戦する意欲や姿勢が大切なのだ。


 『あなたは出来るのよ。必ず出来るわ。だから挑戦するのよ。』と母親が励ませばどんなこどもも必ず可能性を最大限発揮するに違いない。


 以下がこの本の概要である。大いに参考にしていただきたい。





『天才エジソンの秘密 母が教えた7つのルール (単行本)』

天才エジソンの秘密母が教えた7

幸田ヘンリー (著) 

価格:¥ 1,575 (税込) 出版社: 講談社 (2006/3/30)


【出版社 / 著者からの内容紹介】

誰が発明したのか、知っていますか

ハイウェイ、ベニヤ板、強化セメント、ゴムの絶縁体、発電機……


すべて、学校を3ヵ月で退学、学歴ゼロ、耳の悪い少年であったエジソンによる発明である!


【人を伸ばす7つのルール】

●ルール1 無条件の愛で包む

●ルール2 感性を磨く

●ルール3 知的好奇心を育てる

●ルール4 考えることを楽しむ

●ルール5 失敗は最高のレッスンである

●ルール6 ハンディキャップは特長になる

●ルール7 他人との交流を楽しむ


エジソンは誰もが知っている天才。 なのに「電気を発明した人」くらいの知識しかない人が、ほとんどではないでしょうか。


この本は、エジソンの大ファンである著者が、何千点もの発明品のコレクション、資料に基づいて調べ上げた知られざるエピソードが満載。


蓄音機を発明した当時、エジソンは耳がほとんど聞こえなかったなんて、知ってましたか?


音が聞きたくて仕方がなかったエジソンが、ピアノに噛み付いて、その振動で音をかすかに聞いていた時に、「音は振動だ!」と発見。


レコード盤の小さな溝につけられた凸凹を、針がその微細な振動を捕らえてホーンによって音が拡大される蓄音機の原型が、それで出来たんだそうです。


そのエジソンが、ガジガジかじった歯型のついたピアノは、今でもエジソンの自宅に大切に保管されているそうです。


そんなエピソードが、始めから終わりまで目一杯披露されています。


天才エジソンが、どういう環境の中で形作られていくのか、興味深く書かれています。 


【記憶に残したい素晴らしいフレーズ集】


◎『チャンスは衣をかぶってやってくる。だから見逃してしまうのだ。』(2〜3頁)


◎『幸運は、機会と準備が一致したときに実現する。』(2〜3頁)


◎『頭は筋肉と同様、鍛えるほど強化される。』(2〜3頁)


◎『いつでも必ず、もっとよいやり方がある。それを探せ。』(2〜3頁)


◎『幼いトーマスは、不思議なことを「なぜ、なぜ」と追求することが素敵なことを知っていたのである。』(58頁)


◎『感性は磨けば磨くほど輝きを増す。感性が強く反応するとき、感動が生まれる。感動が継続すると情熱になる。情熱を持った人間はエネルギーにあふれる。』(62頁)


◎『ダイヤモンドは、ほかのダイヤモンドによって磨かれて輝きはじめる。人が他人との交流によって磨かれて成長する。』(182頁)

 

出典: ダイブツ君のひとり言   


天才の育て方~育て方にはルールがある~

いつの世にも、どんな分野にも「天才」と称される人がいます。自分たちの価値観、あるいは想像から外れた人の事を「天才」とよぶのであれば、そんな「天才」はどのようにしてうまれるのか。その事を解き明かそうと試みたのが、吉井妙子さんの著書「天才は親が作る」です。


「天才は親が作る」には、10人のアスリートの親たちのインタビューが収められていますが、そこには数多くの共通点があったといいます。親たちは特殊な才能ではなく、どこにでもいる平凡な親ですが、子供に対する愛情のかけ方や接し方がちょっとだけ違ったというのです。


そこで、「天才は親が作る」で取り上げられているアスリートのエピソードから、親たちは「天才」と呼ばれる人物をどのように育てたのか紹介します。今回はこれまで紹介した10人の天才の例から、育て方のルールを考えます。


幼少期に裸足を通じて、脳への適切な刺激を与える


運動生理学、コーチ学の第一人者によると、天才を育てた親たちの子供への関わり方は、コーチ学と一致している部分も多く、むしろコーチ学の究極的な姿と言えなくもないといいます。才能を早くして開花させたというのは、実は、いかに効率よく、合理的に、短期間でトップアスリートを育てたと、言い換えることもできるからです。


スポーツ選手を目指した子供が大成するかどうかの第一段階として、親から引き継いだ遺伝に一致した競技かどうかが問われます。筋肉には瞬発系の筋肉が多くを占める白筋と、持久系のスポーツに適した赤筋の2タイプがあります。この筋肉の割合は、遺伝によるものが大きいと言われます。ゆえに白筋が優性の人は持久系のスポーツは向かないし、赤筋が優性の人は、瞬発力が必要とされるスポーツに向きません。


この要素を見極めることが、トップアスリートとして大成するには重要なのですが、これまで紹介した10人の親たちは、その選択を間違っていません。ただ、遺伝的要因が一致していれば天才が育つわけではありません。生まれた後の、親や地域社会や先生がどう接するかで、人生観や価値観が決定づけられます。外的要因は、脳神経のネットワークが形成される3〜4歳までに決まると言われています。つまり、この頃にどんな運動あるいは動きをさせるかで、その子の運動能力がほとんど決まってしまうのです。


人間の脳は生後2ヶ月から3、4歳くらいまで急激な成長を遂げて7割ほど出来上がり、10歳までにほぼ完成します。だからこそ、この間に運動に適した刺激を与えてやることが重要なのです。そのためには、足の裏を刺激することが大切だといいます。足の裏を刺激すると、バランス感覚が磨かれるだけでなく、脳を刺激し、脳の発達にも役に立つのだといいます。


これまで紹介した10人の例を挙げると、イチローは小学校3年生から中学校3年生まで一日も欠かすこと無く、父親が息子の足を1時間ほど揉み続けたというし、清水宏保は学校から帰ると父に下駄履きにを命じられ、足でタオルつかみの訓練のさせられてました。それ以外にも、子供の頃に裸足で遊んだとか、裸足になった経験をもつ選手ばかりです。なお、裸足になるという環境は、都会生活者にはほとんどなく、非常に難しいのですが、裸足になるだけでなく、幼児の頃にハイハイを多くする事も、脳への適切な刺激を行うには、重要なのだそうです。


親たちが競技の指導者である


これまで紹介した10人の例を振り返ると、親たちが競技の指導者であるという事実は見逃せません。親が楽しめば、子供にも面白い遊びとして伝わります。成功した選手は、皆オタクといってよいくらい、その競技が好きです。トップアスリートになればさまざまな試練が待ち受けますし、壁にぶち当たる辛さはあるものの、その競技が趣味と言っていいくらい好きなのです。


子供たちは飽きっぽいですが、技を覚えるには、繰り返し学習が必要です。天才だろうがなんだろうが、繰り返し学習は避けて通れません。この繰り返し学習を、子供たちに飽きさせないでやらせるのは、難しいです。天才児の親たちは、繰り返し学習をさせるために、さまざまな工夫を凝らしていました。イチローの父親は、イチローが練習メニューに飽きてくると、好きな練習に切り替えたり、相撲をとったりしたそうです。


褒め上手であることも大切です。子供は褒められると嬉しい。親だけでなく、他の大人に褒められればさらに自信がついて、子供心にもっと上手くなりたいと思うものです。大人たちにとっては、「子供にしては上手い」という前提があるのですが、子どもたちにとっては、この上なく嬉しい言葉なのです。


天才児の親たちは、一様に子どもと接するときの言葉にも注意していました。子供に教える時は、その知的水準に合わせなければ、理解してもらえないからです。子供と同じ目線に立ってものを見て、語ってきたからこそ、飽きずにやってこられたのです。杉山愛の母親は、こんなことを語っています。


子供が1歳なら、親も1歳。

子供が生まれてから初めて、その子の親になったんですから。

子供が幼稚なら親も幼稚なんです。

経験だけで大人の傲慢さを子供に押し付けてはいけない。


お金も時間もかけて、汗もかく。


天才児の親たちは、道具にもこだわりました。丸山茂樹の父親は、9歳の丸山に合うクラブや靴を特注し、里谷多英の父親も、毎年のようにスキー靴や板、ウェアを買い替え、イチローの父親も、プロ選手が使うような高価な物を買い与えました。そして、父か母かは別にして、どこの家庭も子供が学校から帰る午後3時半から4時には、仕事を切り上げ毎日帰宅しています。それから夕方まで、毎日のように濃厚な”遊び”とう名の練習が重ねられていったのです。


親が一緒に汗を流したというのも、大事な要素です。子供に厳しいことを要求しながら、自分は見ているだけだったら、子供は途中で止めるはずです。加藤陽一の母親は、中学の男子生徒にバレーを教える傍ら、店を守り、主婦の仕事をこなしていました。肉体的なつらさは相当なものだったと思いますが、「一番楽しかった時代」と振り返ります。そんな一生懸命な親たちの背中を、子供はしっかり見ているのです。


身体だけでなく、脳にも汗をかいていました。スポーツを教えた後、家庭教師として勉強を教えていた親もいます。イチロー、丸山、加藤、杉山の母は、子供と一緒に勉強しています。杉山の母は、数学Ⅱ、数学Ⅲまで解けたそうです。


怒らない。反抗期もない。


天才児の親たちは、「怒った経験がほとんどない」ということも共通しています。松坂大輔の母親は、「叱ると怒るは違う」と語り、「自分の感情に任せて怒ったということはない」といいます。丸山茂樹の父親は、「子供の立場になって考えたり行動するのが親馬鹿で、自分の考えに子供を押さえ込もうとするのが、馬鹿な親」と語ります。そんな親に育てられた子供たちだからこそは、トップアスリートに必要な、主体性が身につけることができたのです。


天才児には、反抗期がなかったというのも共通しています。子供にすれば、反抗する材料がなかったということになるのです。天才児の家庭は例外なく会話が多いのが、特徴です。夕食時は全員が顔をあわせ、その日にあった事を報告し合います。会話が多ければ、子供の変化が手に取るようにわかります。子供の不満を小さなうちに摘み取っていれば、反抗という態度に発展しないのです。


両親が仲が良いというのも、子供を伸びやかに育てる鍵になるようです。どの両親も、子供を語る時、お互いに見つめ合いながら言葉を重ねたのだそうです。彼らはほとんど50代。結婚して30年近くなるでしょうが、新婚のような雰囲気なのだそうです。多分彼らにとっては、当たり前の事なのだと思います。


天才児はみな負けず嫌い


天才児の子供の頃の基質は、皆似通ってます。とにかく、負けず嫌い。そして、彼らの遊び仲間は、ほとんどが年上です。次男が多いというのも、兄に付いて行っているうちに、兄の友達が自分の遊び相手になったりしています。子供時代に運動能力を磨く上では、この環境は意外と重要です。年上と遊べば、それだけの運動能力が求められるからです。そして、身についた運動能力が同年齢と遊んだ時には、突出した動きを見せることに繋がり、得られた「一番じゃなければ気が済まない」という意識を、活躍するステージが違っても、そのまま持ち続け、トップアスリートへと上り詰めたのです。


子供にあそんでもらった


天才とは、社会にとっては異物です。強烈な個性を育てるのは、それだけ勇気のいることですが、現在、サラリーマンや公務員にすることが、子供の将来にとってよいとは限りません。むしろ個性ある人間に成長することが、求められている時代でもあります。


天才の親たち自身も、サラリーマンや公務員として成功することを求めませんでした。仕事より子育てを選んだのです。富を求めることはしませんでした。小さな会社を経営していた父親が多いですが、里谷の父は「家族が生活出来、遊べるお金があればそれ以上稼ぐ必要はない」と言い、丸山の父は「仕事は、メシを食うための手段」と割り切り、イチローの父は遊ぶ時間を優先させるため、取引先を替えています。清水宏保の父は、「カラオケだ、接待だとうつつを抜かしているより、子供と遊んだほうがよっぽど楽しい」と社員に語っていたそうです。


天才たちの親は、判で押したようにこう語っています。


私たちが楽しませてもらいました。

子育てといいながら、

実は、私たちが子供にあそんでもらっていたのだと思います。


出典: nishi 19 breaking news   

 

このリンクの中には、天才の育て方としてアスリートがでてきます。


子供は母親次第でどんどん伸びる

胎児はすべて知っている

「胎教」の効果については、しっかりした科学的な裏づけもあるのです。最近の研究では、胎児がものを聞いたり、考えたり、見たりできる能力のあることが科学的に明らかにされています。特にアメリカの前ハーバード大学講師で、精神科医としても活躍しているT・バーニー博士の研究は有名です。バーニー博士の著書「胎児は見ている」には、胎児が母親の声をしっかり聞いていることや母親の感情に敏感に反応する様子が記されていて大反響を呼びました。


それによると、胎生4ヵ月目では、目を細めたり、顔をしかめたりするし、くちびるをなでると、吸い始める動作をします。その後、5、6ヵ月目になると、触覚も発達し、冷たい水を母親が飲むと、嫌がって激しく足で蹴ります。冷たい水によって感じた不快感を、胎児は足で蹴ることによって表現しているのです。そればかりではありません。羊水にサッカリンなどの甘味料を加えると、胎児が羊水を飲み込む回数が倍になることがたしかめられています。


その頃の胎児にはすでに味覚があり、甘いものを好んでいることがわかります。胎生6ヵ月目になると、味覚だけではなく、聴覚も発達してきます。胎児は、母親の胎内にあって、心臓の鼓動音や胃袋のごろごろと鳴る音を、四六時中聞いています。これらの「騒音」も、胎児にとっては聞き慣れたバックグラウンドミュージックとなっているのです。


むずかる赤ちゃんに母親の心臓の鼓動の音を聞かせると安心して眠るのも、羊水に守られ安らかに暮らしていた胎内の世界を思い出すからです。胎児が聞いているのは、胎内音だけではありません。おなかの外の母親の声や父親の声にも聞き耳を立てているのです。


「ワンワンじゃない、これは犬!という子に保健婦さんも唖然」に登場した方の体験談によれば、長女が胎内の赤ちゃんに「○○○」という名前をつけて呼びかけていたら、それ以外の呼びかけには反応しなくなったと言います。これも、胎児が「○○○」と呼びかける声を問いて、それが自分の名前だと理解していることを示すものでしょう。


また母親が、生まれる前から胎児に「○月○日に生まれてね」と言い聞かせていると、その通りに生まれるということがありますが、これも胎児が声を聞いていると考えなければ理解できないことです。バーニー博士によると、胎児はものを聞いたり、感じたりするだけではなく、母親の考えていることや感じていることまでわかるといいます。これが本当ならば、胎児は超能力をもっていることになります。


では本当に、胎児は母親の感情まで理解できるのでしょうか。この疑問を解くヒントは、1925年に、生物学者で心理学者でもあるアメリカのW・B・カノン博士の研究発表によって与えられました。それは、母親から発せられるホルモンの働きによるということなのです。


★素質、性格も3歳までにほぼ決まる

人間を親と思って育った雁が、やがて空を飛べるようになる感動的な映画「グース」をご覧になった方もおられるでしょう。雁のひな鳥たちは卵の殼を破って、この世界に生まれたときに、まっさきに目に入った動くものを自分の「親」だと思いこむといいます。これは脳への「刷りこみ」と呼ばれる現象です。


この現象によって、「グース」では、ひな鳥たちが最初に殻を破って見た女の子を自分の「親」だと思いこみました。そして、その「親」の後をいつもついて歩くようになり、鳥として空を飛ぶという本来の姿を学習する機会を失なってしまったのです。映画では、飛行機を使ってこの雁の子どもたちに飛ぶということを教えます。飛べる翼を持っていても、「親」が飛ばない限り、雁の子どもたちは飛ぶ技術を修得することができなかったのです。


つまり、雁の素質や性格は、卵の殼を破ってからのわずかな時間に決定されるわけです。ですから、その瞬間は、大切なものなのです。この刷りこみ、すなわち「インプリンティング」が動物の本能になり、自分の身を守る学習になるわけです。


これは比較行動学のローレンツ博士が確立した考えですが、博士によれば、この「インプリンティング」にも時期があり、それを逃せば二度とやり直しが効かなくなるということなのです。人間にとっては、この「インプリンティング」に当たる期間が、やはり3歳までなのです。3歳までに学んだことや習慣、性格はそのまま大人になってもほぼ変わらないのです。


3歳までにいい習慣を覚えれば、それはいつまでも続きますし、逆に悪い習慣を身につければ、それを止めることはなかなかできなくなるのです。日本のことわざの「3つ子の魂、100まで」は、そのことを実に巧みにズバリと表現しています。3歳までに覚えたことは、100歳になっても忘れない、ということですが、これはまさに早期教育の重要性を意味しています。


脳細胞は約140億個と言われていますが、脳の成長を見ると、生まれてからの3年間で、その7、8割を終えてしまいます。「鉄は熟いうちに打て」とも言います。何事であれ、まだ固まらない柔らかい時期に、その型を作りあげなければならないのです。固く冷めてしまってからでは打っても歯が立ちません。鉄も、熟いどろどろした液体のときには、どのような形にもすることができます。それこそ鍋でも釜でも、風鈴にでもできます。


★知能は幼児期の環境が育てる

ですから、幼児期の教育環境がとても重要なのです。このことを建築学や工学でよく知られている「機能が構造を決定する」という理論から考えてみましょう。その建物を何に使うかによって、建物全体の構造も決まる、というのが「機能が構造を決める」という理論です。


たとえば、その建物を住宅に使うのか商店にするのかで、全体の設計は大きく違ってきます。また、店にするならば、その店がどんな商品を扱うか(機能)によっても、スペース(構造)の取り方は違ってくるわけです。それと同じように脳をどう使うか(機能)によって、脳の能力と大きさ(構造)が決定されるのです。


だから、脳の機能を使わない環境に置かれると、幼児の脳は発達しないばかりではなく、正常な知能も阻害されてしまうということも起こるわけです。ドーマン博士は、知的障害児がそうであるのは学習する機会が与えられなかったからだと述べています。たとえば、ベッドにしばりっけられたり、納戸に閉じこめられることによって、脳の機能を発達させる機会を奪われた結果だというのです。


脳(機能)を使わなかったので、脳の発達(構造)がなかったということです。もし、天才のレオナルド・ダ・ヴィンチやエジソン、シェークスピアなどが、大切な幼児期に納戸に閉じこめられるような環境に置かれたら、その能力が発揮されるどころか障害児のようになっていたかもしれない、とさえ指摘しています。表現を変えれば、知能は胎児や乳幼児期の環境が育てる、と言ってもいいでしょう。


これをよく示しているのが、幼児のバイオリン教育で世界的に知られている鈴木鎮一氏の教育法です。鈴木氏は、バイオリンを弾くのは素質ではなく、幼児期の育て方ひとつだと言っています。鈴木氏が幼児にバイオリンを教えるきっかけになったのは、日本人ならば誰でも日本語を話す、という事実からでした。日本人が日本語を話すのは当たり前じゃないか、という疑問をもたれる方もいるかもしれません。しかし、これはよく考えると、当たり前のことではないのです。


出典: 子どもは母親次第でどんどん伸びる 


高知脳について

高知能 育て方1

10年以上前、心理学者フランシス・ラウシャーと彼女の同僚は、モーツァルトを聞くことが脳の神経信号を送信させ精神的な能力を上げる事を発見。


また、他の研究によると、

音楽のレッスンを受けている子どもは、

音楽のレッスンを受けていない子どもに比べてIQテストで数ポイント結果がよかったそうです。


音楽が時空間の認識能力に影響を与えることが、わかってきています。

簡単に言えば、バラバラにされた一枚の絵を見て、何が描かれているかを見抜く思考力のことで、

数字やエンジニアリング、チェスなどの基礎的能力になります。

音楽はストレスを減らし、リラックスや脳をもっと効果的に働く手助けをする効果があるとのことから、

脳にはかなり好影響であり、幼児期から童謡ばかりでなく、クラシックも聞かせたほうが良いのです。


高知能 育て方2

1996年2月にニュウーロ・ロジカル・リサーチ誌に発表された論文によると、平均的レベルの時空間認識能力を持つ3~4歳児に毎週1回ピアノのレッスンをしたところ半年後には34%の子供が平均レベル以上の時空間認識能力を示すようになった。


これに対し、他の子供(コンピューターのマウス操作や歌のレッスンを受けた子供)は、一人も時空間認識能力の向上は認められなかった。


この結果についてカリフォルニア大学のアーバイン校のゴードン・ショーは、ピアノの鍵盤を叩いてメロディーを奏でることで、空間(鍵盤)と時間(メロディー)を結びつけるニューロンが強化されるのだと説明している。


しかし、こうした子供の脳の柔軟性はトラウマにきわめて弱いことも意味しています。


思考や論理をつかさどる前頭葉では、生後6カ月から1年の間に成人の脳の2倍にあたるエネルギーを消費してシナプスが形成されます。

この勢いは10歳になるまで続きます。


この事実を踏まえて子育てをすれば子供の可能性は少なくとも平均レベル以上の能力

をつけさせてあげることができるのではないでしょうか・・・


英才児教育の王道  読書と語彙数と思考力

【語彙数とターマンによる知能段階 IQ との関連一覧表】6才児の語彙数 IQ値 レベル 分布数(%) 

6000語超 141超 英才・天才 0.25% 

6000語 121~140 最優秀児 6.75% 

3500語~6000語 111~120 優秀児 13% 

3500語 91~115 東京都普通児 60% 

3000語 91~110 普通児 

1500~3000語 81~90 劣等児 13% 

1500語 71~80 境界線級 6% 

1500語未満 70以下 精神薄弱児

50~69 軽愚

25~49 痴愚

24以下 白痴 1%


ウィン・ウェンガー (Win Wenger)という人を御存知でしょうか?

アメリカの教育学博士。知力研究、及びモティベーション分野の世界的権威のある方です。


知能と語彙の関係が知能と非常に重要な関係があると博士は述べられています。


大学出身者以外で成功している人達の語彙数は、ハーバード大学の大学院の一年生レベルの量だったというデータもあるくらいです。

言葉の数も世の中で成功する基準・尺度と考えられます。


中卒の角栄氏(元首相)も教養を高める理由で、岩波書店出版の広辞苑を丸暗記したそうですし、

俳優のトムクルーズも撮影中でさえ、分厚い辞典を持ち歩きボキャブラリーを獲得する努力を惜しまないのです。


明治大学教授・斎藤孝氏も著書「読書力」に、読書力さえばあれば何とかなる。と述べてます。


読書力=読解力=語彙数


ウェンガーはそうして語彙数を増やす努力をしたら、次は哲学の類の本を何冊も読みこなすとよいといっています。

思考の方法を身に付けることで、何でも処理できる優れた知能の持ち主になれると。


堀紘一氏(東大出身)も自身の著書に、語彙が増えれば思考が変わる。とあります。

読書は知識と教養が見に着くばかりか、語彙を増やす。

語彙が増えれば、論理的思考能力が高まる。

この論理的思考能力は考えると言う事につながる。というのです。


考える→言葉をつなげる→組み立てる


各国の大学卒業レベルの語彙jは5万語程度。

その後の語彙を八万語、十万語にと増やしていけるかどうかはひとえに読書にかかっている。というのです。


語彙が増えれば、頭の中にあるイメージをより鮮明に言葉で組み立て

言葉で描写できるように考えを人に伝えるコミュニケーション能力もまた、

読書によって培われるのである。と述べられています。



考える力を養うためには読書が大切なのです。


子供たちには読書をさせましょう。

一冊でも多く。


大事なのは、幼児のうちは、子供に読んであげる前にお話しをして聞かせるかせることです。

 

出典: 潜在意識からの教育  


英才教育について

英才教育はなるべく早くはじめた方がいいということは、多くの分野で言われています。

 

特にスポーツの分野においては、ゴルフは3歳ではじめた方が良いとか、野球やサッカーもなるべく小学校に入る前にははじめた方がいいと言われます。

 

そして英才教育も早くはじめた方がいいことは間違いないのですが、それもきちんと質が伴わなければ問題です。

 

英才教育をする時にはきちんと各分野を教える人の力が必要で、間違った教育方法では、いくら英才教育を早く行っても効果はあまりないのです。

 

英才教育の目的は、小さい時から教育や知識を身につけることで、そして自分から進んで学びたいとか知りたいとか思う気持ちにさせることが、英才教育の大切なポイントなのです。

 

 

英才教育についての情報が多く掲載されているサイトです。

 

出典:英才教育について